大河ドラマ「平清盛」第39回&第40回

残すところ後10回ですね。これから平家が滅亡していく過程を一緒に見ていくのですね。うぅ辛いです。
2012年、舞台「金閣寺」が終わってから、私的に「平清盛」とべったり過ごした一年でした。西は広島厳島音戸の瀬戸、瀬戸内マリンピア、兵庫舞子、神戸、地元京都そして東はNHKスタジオパークまで平清盛(メインは時忠様ですが)を追っかけました。これほど、ハマルとは…。歴史苦手の私ですが、大河ドラマで触れた平家の魅力、平安時代の魅力にヤラレてしまいました。魅力が有り過ぎました。素敵な世界を紹介してもらえて楽しみが広がりました。(これまで知らなくて損してました)幸い京都に住んでいるので、これからも引き続き平家や平安時代に親しみたいなぁと思っています。
ところで、平時忠様ですよー。先週、苦しかったですね。時忠様がどのように感じ、思われて、あの表情になられたのかお話が深すぎてまだ私は掴みきれていません。ぼんやりと思ってはおりますが。皆さんの感想とか見ていたら文官である時忠様は人を殺めないとか言われたりしていて、ちょっとホッとしたりしているんですが。禿さん達の衣服を焚火に乱暴に投げ入れ、悔しさ?悲しさ?何とも言えない表情をしている時忠様、その心中は一体どうだったんでしょう?大河ドラマ最終回を終えた時にどうだったのかあらためて考え理解したいなぁ〜と思っています。深くて、いっぱい考えなきゃいけないところ、追っかけなきゃいけないところとかあるドラマですよねー、でもこういうところがとても好きで気に入っているところで、こんなにハマってしまった理由だと思います。
そして、今日の回は、先週に比べると時忠様の気持ちがストレートに入ってきて、もらい泣きでした〜!!
剛くんて、ホント素晴らしいですよね。大河は沢山の出演者がいらっしゃるから短い出番でその役柄を表現し、視聴者に届けるのは大変困難なことだと思うのですが、剛くんからはいっぱい時忠様という人が届きます。
今日は、後白河法皇の50歳のお誕生日に初登場した時忠様でしたが、色々あって悩まれたせいか前よりもずんと落ち着かれて、佇まいや表情に深みが出てこられてました。横顔が写ったそのお姿がとても凛々しく素敵でした。
そして、滋子様が亡くなった後の時子様と宗盛様との3人の場面でのあのセリフ…。(剛くんって本当に声が魅力的)自分が属している平家の行く末に不安を持つ策士としての気持ちを表しつつ、妹を亡くされたただのお兄ちゃんとしての悲しみもちゃんと表されて、あの涙!!!本当に素晴らしくて、思わずこちらも落涙してしまいました。
今日の剛くんの出番のところ、何回目かの神場面!!本当に素晴らしい〜。
後でもう1回観てから今日は寝ることにしましょう。