父のこと

11月13日の日曜日に父が他界しました。土曜お昼に危篤となり、病院で一日看病した後日曜の朝亡くなりました。亡くなるまで母と交替で、父にずっと寄り添っていました。父の手を握り、時折父のおでこをなで、父の最期を看取ることができました。
危篤となり病院に駆け付けた時はまだ話ができる状態で、父から私達家族に向けての言葉や冗談を聞くことができました。楽しい人でした。人生の最期にあんな風な態度を取れるものなんでしょうか?自分の父ながら素晴らしかった、りっぱだったと思います。
昏睡状態に陥ってからも孫が駆け付けた時だけ薄目が開いたりもしました。
6月に入院してから一週間に一度の割合で病院にあいに行っていました。
入院する前も?入院してからも?父より剛くんやV6を優先してきてたかもしれません。ごめんねお父ちゃん。
でも多分「仕方ないなぁ」と父なら許してくれると思います。私が喜んでるなら父も喜んでくれるはず。父は剛くんと同じ未年生まれ。お人よしで根がとても優しい人でした。
年上のお友達から「ちゃんと子供が看取れるように亡くなられて、子孝行なお父さんやったね」って言われて、ほんとそうだったなぁと思います。このお友達の言葉は私を随分癒してくれました。
今、寂しさもある程度抑えられて自分がこんなに元気でいられるのも、そういうように仕向けてくれた父のお陰だと思います。
父は亡くなってしまったけど、笑顔の父、私を心配してくれている父はずーと心の中にいます。父に感謝して、母も大事にして、これからも元気に精一杯生きて行きたいと思っています。