映画「暗殺」

1日おきに睡眠が取れないです。あまり寝ていないのにお洗濯するために朝早くから起きて働いたりして。後でお昼寝でもすればいいやと思うのですが、結局それもできず…。このお休みはあまりゆっくりしてない感じです。明日は少し怠けようかな?
今日は夕方から少しお出かけしました。京都文化博物館に映画「暗殺」を観に行ってきました。今この博物館は坂本龍馬展で大賑わいですが、そちらは見ずに興味がある映画のみ鑑賞しました。
「暗殺」1964年、篠田正浩監督作。幕末の話で清河八郎という浪人がメインのお話です。松竹ヌーベルバークの監督作なので、私の好きな昭和初期のチャンバラ映画とは随分違います。爽快とかカッコイイとかいい話だったという映画ではないのです。時代が違うから御伽噺にしようではなくて時代が違っているが人間をリアルに描いているので、考えると怖ろしい映画でした。
主人公は丹波哲郎、彼女に岩下志麻、敵役に木村功、そして役者蜷川幸雄さんがご出演。蜷川さん可愛らしかったです。木村功の演技、表情がリアルでとても良かったです。映画音楽は武満徹。武満さんは勅使河原宏監督作がバッチリ合い過ぎてて素晴らしいと思っていたので、この映画ではちょっとうっとおしい感じが無きにしもあらずだったかな?と思いました。