「血は立ったまま眠っている」所感(ネタばれあります)

1月18日に初日公演を観てから約10日が過ぎました。あと1週間で2月6日の2回目の観劇日を迎えます〜。
日々素晴らしい剛くんの‘良’とカーテンコールでの可愛さの情報を聞くと、剛くんが充実したお芝居ができていることが嬉しく、また次の観劇への楽しみ度が日に日に大きくなっています〜。
昨日に引き続き、初日公演を観た感想を遅まきながら…ちびちびと。
・良が灰男に寄り添うところ
剛くんが窪塚くんの横に寝そべって足を軽く絡めた。笑いが起きてました。『笑うところじゃないと思うんだけどなぁ』と思いながら観てました。良の灰男の大好きさが‘きゅっ’と伝わってくるいい場面です。
・ラッパ
良が灰男へへの憤りの気持ちを吐き出すように自衛隊から盗んできたラッパを「プハー!パッパッー!!」と吹き鳴らす場面。ここも凄く好き!『どんな音が鳴るんだろう〜?』観ているこちらの気持ちが集中した時、ラッパを鳴らして良の気持ちを表現する剛くんが素晴らしい☆です〜。舞台は生物(なまもの)が即実感できる場面でもあります。(千秋楽までに剛くん一流のトランペッターになられたりして〜?(笑))
・公衆トイレの枠
公衆トイレの個室が二つ並んでいて(内部が見えるようになっている)、ところどころでその中に役者さんが入って演技をします。剛くんが入って演技をされた時!!それはもう額縁に入った‘美しい絵’のようです〜☆また鳥かごに入った‘美しい鳥’のようでもあります☆(トイレということはすっかり忘れる)蜷川さん、やはり美しいものを美しく見せる見せ方を知っていらっしゃいます。そしてこの‘剛くんinフレーム’はVファンには2004年Vコンでのあの伝説の「Drivin’」!あの流麗なダンス姿の剛くんを思い起こさせることでしょう〜。
・トラックの屋根の上に乗っかる&公衆トイレのてっぺんに登る
剛くん乗っかったり、登ったり!土台が不安定だったり、立つ場所が狭かったり〜もう心配で心配で〜o(>_<)o安全対策は大丈夫ですよね?(安全ベルトを着けてもらいたいくらいです〜)
・役者さんの年齢
役者さんの年齢が戯曲設定の年齢より皆さん随分上です。この設定より上というところでも蜷川さんの言いたいことがあると思っています。安保闘争の時代から50年たってあの時代の登場人物達から少し歳をとった人達が安保闘争の時代に戻ってワキャワキャしたり、反抗して、憤ったりして。そしてラストはとても爽やかなんですよね〜。私には穏やかな海が見えました。爽やかな風も吹いていました。う〜ん(>_<)あと何回か観るので、観劇の中でじっくり味わい考え感じ取りたいと思います。
初回1回しか観ていなくて、正真正銘感覚だけでの感想です。うろ覚えで「違〜うぅ」ていうところがあるかもしれません。それから舞台の感想は人それぞれなのでヘンテコな感想であったとしてもご容赦ください。私も他の人の色々な感想を楽しませてもらっています〜♪