舞台「殺人者」(ネタばれ有ります)

難しいお芝居でした。一度の鑑賞で終わるのはもったいない感じの舞台。赤堀雅秋さんに挑戦されているなぁ〜。でも挑戦してくれて嬉しい。観客として認めてもらえてるってことだもの。「こんな素晴らしい役者(健ちゃんのこと)はいないよ!ほんと最高!」と金曜日に会社やお師匠の会社で熱弁をふるっていた私。赤堀さんも素晴らしい。「荒神」剛くんのいのうえひでのりさんと橋本じゅんさんと同じように(それに「ホールドアップダウン」V6のSABU監督と同じように)健ちゃんの赤堀雅秋さんも同じだと思いました。素晴らしい演出家さんですね。超一流。健ちゃんの魅力を見事にキャッチしてくださってます。健ちゃんのちょっと隠し味的な素敵な一面をさらに広げて見せてくださっています。それが観ているほうにひしひし伝わってきて。だから今回のお芝居、いつも以上に「健ちゃん素敵、いい男〜!」と惚れてしまうのかも。赤堀さんに感謝。
内容は難しいと思います。でもね味わい深いです。そこが魅力。健ちゃんは「感じてください」というメッセージを送ってくれていますが、私が思ったのは「感じて、噛みしめる」ということです。赤堀さんは劇場の空間についてもすごく考えてくださっています。空間を使って役者さん達が織り成すお芝居を私達観客が受けて、感じて、噛みしめて、味わいたいお芝居!そういう舞台だと思います。いい舞台ってそうめったに遭遇できないと思うので感謝して味わいたいですね。鑑賞できるのはあと2回か…。東京で偶々観ることができて本当に良かったです。