毎月1日は映画の日。

「スマート」のプリン

今日は天気があまりよくありませんでした。雨でした。計画では映画の日なので映画を2-3本観て〜云々と楽しい1日を想像してたのですが、朝からテンション低くなりました。ついでに行こうと思っていた映画館では観たい作品が上映されないこともわかってさらにテンション低くなりました。で、10:30頃起床してパジャマ着たままで、集めた剛くんの「荒神」のチラシや記事を「荒神ファイル」に整理保管を何気なくしだしたら止まらなくなってちょっと真剣にやってしまいました。そしてようやく12:00過ぎにお着替えして、このままではまた1日をズルズル無駄に過ごしそうだったので、ブランチ食べてエイヤ!と気合を入れてお出かけしました。
まず、3駅先の大型スーパーに行って「荒神」のポスターを入れるフレームを特注しました。ピンク色にするか?赤色にするか?悩んでいたのですが、思っていたようなピンク色が無くて、店員のお姉さんに相談して赤色にしました。お姉さんに「このポスターを飾りたいんですけど…」と「荒神」のポスターを見せて、まずピンク色のフレームをあてたら、お姉さん「うーん、ピンクはかわいらしくなりますね。カッコイイポスターだから…別の方が…」で、次に赤色をあてて、それは私が思っていたより幅広で悩むところだったのですが、お姉さん「このフレーム見たことありますが、中々いいですよ…」ってことでそれに決めました。幅広のフレームはポスターとか中の作品が大きく見えるそうです。出来上がり楽しみです。ポスターを入れた仕上がりをいただけるそうで、ポスターがお店に人質、いえ、物質として取られました。
それからお店を出て電車に乗って映画館に向いました。映画館に着いたら15:00でした。私が今日観ようと思ったのはフランス映画の「コーラス」でその映画は19:20からだったので、その前にもう一本なんでもいいから観ようと思っていたのですが、考えが相当甘かったです。劇場に行ったらチケット買うのに150人くらい並んでました。時間的にもそして封切りから日が経ってるから「アビエーター」くらいがいいかな?って思って行ったのですが、すごい甘かった。「アビエーター」もしかして一番人気?夜の回まで完売続出でした。それから他の映画も「ナショナル・トレジャー」に「ハイド・アンド・シーク」「真夜中の弥次さん喜多さん」も全部夕方の部まで完売でした。映画館の係りのおじさんが拡声器で「オープン以来の混雑です!ご迷惑をおかけします。しかしこれでも午前中よりかはましになりました!」と嬉しい悲鳴を上げていました。で、そのような状況の中何とか16:50の回の「コンスタンティン」のチケットを買うことができました。「コンスタンティン」は人気が無かったのではなくて、時間差で何スクリーンかで上映されてたので、なんとか滑り込むことができたのです。とりあえず、2本の映画のチケット(2本で2000円は安いなぁ〜。ありがとう映画の日!)をゲットできたので、開映時間までお茶をしに近くの喫茶店「スマート」に行きました。この喫茶店はかの美空ひばりさんが常連だったというお店で雰囲気のあるお店です。コーヒーが美味しい、ホットケーキが美味しい、フレンチトーストも美味しい、そして私は今日プリンを食べました。美味しかった〜。是非グルメの長野くんにも一度足を運んでもらいたいです。平日の午前が芸能人様が立ち寄るにはいい時間帯と思います。(←お薦め)
そして、「スマート」でプリンとコーヒーを食した後、映画を立て続けに2本観ました。
1本目「コンスタンティン」☆☆☆☆
全然何の知識も無く観ました。一つわかっていたことはキアヌ・リーブスが主演だという事。で、感想面白かったです。キアヌさん、もうハリウッドスターとしてお疲れ気味なのかなぁ〜って勝手に思っていたのですが、まだまだ役者としていい味がありました。いい演技されてました。役柄がお疲れ気味の役だったのですが、その憔悴感と病的な感じを表現しつつ裏ヒーロー主人公を演じてました。美術、映像、SFX、VFX、撮影、音楽も素晴らしいと思いました。それからヒロインの女優さん、魅力的だなぁ〜って思ってたら「ハムナプトラ」にも出てたレイチェル・ワイズさんだったのですね、ますますおきれいになられてました。
ところで、この映画が始まった最初の方でナント後ろの席の人が携帯でしゃべってたんですよ。頭きました。そんな人今まで見たことないもの。映画が始まってるのに劇場の中で携帯で普通に会話してるんですよ。『有り得なーい!』とムカつきましたが、その時はま、我慢しました。で、また最後の方のクライマックスの時にその人また携帯で会話してるのです。本当に有り得ませんよね?私思わず後ろを振返って「シー!」ってゼスチャーして睨みました。でも、そんなに堂々と携帯で話す人はもしかしたら危ない人だったかも?と、睨んだ後ちょっと心配になりましたが、映画が終わってから殴られることも、逆文句言われることもなく済みました。(ホッ)それから、この映画ハリウッド映画のご多分にもれず、エンドロールが長かったのですが我慢して最後まで観ないといけません。最後にちょろっと映画の続きがありました。この映画は映画館で観ないといけない映画だと思います。迫力と映像が売りだと思うので。機会があれば私ももう一度じっくり観てみたいです。
2本目「コーラス」☆☆☆☆☆
泣けました〜。オイオイ泣いてしまいました〜。純粋で美しいものを観ると見境なく泣いてしまいます。(映画館出る時超恥ずかしいんですけど)上映中、涙がボロボロ出てきて、嗚咽でした。そんなに泣くか〜?っていうくらい泣いてしまいました。主人公の先生、いい先生だー。先生の切ないエピソードも泣けました…でも先生強い、偉い。映像の光がフランスの光でした。フランスの光って絵画の印象派の光ですね。メインの合唱曲きれいでした。美しい歌声でした…しくしく。小品だけど本当に素敵ないい映画だと思います。
では、今日はこの辺でおやすみなさい。