ハムレット(ネタばれ有ります)

梅田、シアタードラマシティーに観に行って来ました。
本日千秋楽でした。
この作品、この後、3月に台湾公演、5月にロンドン公演の予定です。
そのせいか、ジャパネスクな演出がところどころにありました。蜷川さんの演出は、ゴージャスでリアルで美しく、妖しく、どぎつく、うん、良かったですー。
ただ、板の上に剛くんがいない寂しさ。
当たり前なのに、物足りない。
仕方ないですね、根っからの剛くんファンですから。
藤原さんの舞台はこれが初見ですが、うーん、お芝居が苦しそうでした。ハムレット役だからという意味じゃなくて。
オフィーリアの満島さんは、可憐なんですが、ちょっと浮いている感じがしました。キャラが強いからかなぁ〜?映画「悪人」の満島さんは凄い演技で唸りましたが。オフィーリアに対して自分が持っているイメージがあるからかなぁ〜。
真之介さんは、相変わらず汗だくで。うん頑張ってましたね、前向きな真之介さんは良いです〜。
カーテンコールで満島姉弟が仲良すぎで微笑ましかったです。
そして、平さんのお芝居、凄かったぁ〜。途中、裸で水浴びされるお芝居があり、ギクッとしましたが、平さん発案だったとのこと、リアルなその存在に釘付け、引き込まれました。
シェークスピア、難しいですけど、奥深く、味わう楽しさがまだまだありそう。これからもシェークスピア作品色々楽しめたらいいなと思います。