「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜」KERA版ちらっと思い出メモ書き(ネタばれ有り□)

最近寒いですよねー。でも週末の観劇までは、というか剛くん舞台終了までは、風邪なんか引いてられないっ!ので、自分の体をVIP扱いで労わっております。マスクも着用です。防寒帽子も着用です。風邪の人からはなるべく離れるw。
剛くんもハードな舞台なんで、体を大切にしていただきたいな。
剛くんはあまり食べられないし、睡眠も取られない人だから、ホント心配ですよ。(お粥さんを心を込めて作って差し上げたい。作ったことないけど。←いらんて)
ところで、「祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜」のKERA版についてちらっと思い出メモ書きを残したいと思います。蜷川版にも関係するネタばれあるかもしれないのでご注意を。
KERA版大阪公演初日を観た翌日に蜷川版初日を観ました。立て続けだったので、同作品の対決を観るには一見理想的な感じですが、あまりよくありませんでした。やはり蜷川版初日は、KERA版との比較をついついしちゃいがちで、KERA版の影がチラついてしかたなかったのです。なので、順番に観ると後の蜷川版はハンデがあると思います。しかし、蜷川版2回目の観劇時はKERA版はすっかりどこかへ行っちゃってましたので、対決するならばKERA版1回目対蜷川版2回目がちょうどいいかと思います〜。
KERA版、何の予備知識もなく、まっさらな状態で観ました。生瀬さんと小出さん以外誰が出られてるか不明なまま観劇しました。徐々に役者さんが判明していく中で、未だにあの役は何という役者さんがされていたのか?わかっていない人もいます。(一緒に観に行った友人も同じくで、ダメ客2人です)蜷川版との違いも楽しめそうなので、KERA版のパンフ買っておけば良かったなと後で後悔しました〜。
というわけで是非とも2バージョン揃ってDVDにしてもらいたいですよ!!関係者の皆様、是非!!是非!!よろしくお願いします。m(_ _)m
それでは、KERA版の印象述べまーす。
セットが素敵☆お墓がね、美しかったです。お墓に稲光なんて、最高じゃないですか。めちゃくちゃ素敵でした!!
生瀬さんがしっかり舞台役者さんされてましたー。(←当たり前)生瀬さんのドン・ガラス役巷でとても評判のようですね。劇見ながら『ひどい人だー』と思ったのでやはり凄かったのでしょうか。
私的には西岡徳馬さんが良かったです〜。とても可愛かったのです。恋をする少年でした。IZOの憎たらしい山内容堂とは大違いでした。
パブロ役の人も良かったです〜。危なげで無鉄砲な若者をセンスよく演じられていました。(この役者さんが未だ判明できてないのです。調べてないのです(^_^;))
あと、冒頭の演出、鳥の映像とかタイトルの出し方とかその辺りが一気にKERAワールド全開?とても素敵でした。何かが始まるワクワク感が満載で引き込まれました〜。
音楽もいい味付けでしたね。KERAさんが音楽やる人だからかセンスのいい拘りが感じられました。さりげなくおしゃれなんですよね。
それと、ウサギちゃん!!えーと、生ウサギちゃんが登場で、超可愛かったです〜♪釘付けでした。
鳥も本物が出てきたような気がしましたが、2階席だったから見間違いかも…。
KERA版観劇後友達と………な感じで、帰りました。長丁場でてんこ盛り+時間がなく帰りあせっていたため、観劇後味わう余裕が無かったからかな?観劇後の余韻は大事ですね。
KERA版観劇して、私は、うん、面白かったという感想を持ったのですが、生瀬さんをお気に入りな友人は「救いが全くなかった〜」とちょっともやもやしながら帰って行きました。
KERA版はいい意味で強引な感じを受けました。主張が強い感じ。蜷川版は寛容な感じ、優しさ温かみを感じます。
DVDに絶対してもらって、演出の違いの妙を再度確認し楽しみたいです。ホントいい企画だと思うしKERAさんの戯曲はそれに応えられる立派な作品になっていると思うので。
といったところで感想終わります〜。