彫刻家 佐藤忠良展

家族に招待券があるからと誘われて、滋賀県守山市の佐川美術館でやっている
「生誕100年 彫刻家 佐藤忠良展」〜“人間”を探求しつづけた表現者の歩み〜
を観に行って来ました。
美術観賞の中では彫刻と書が好きなんですが、特に何を思うこともなく観に行ったのですが…とてもとても素晴らしかったです!!
入口から夢中になって、観賞していると興奮で胸の中がパッと明るくなり、与えられるがまま、感じるがまま、メモを一杯取りながら観ていました。本当に素晴らしかったです。
彫刻の中には直に手で触れられる作品もあって、いっぱいいっぱい触りました。
夢中でじっくり観ていくうちに随分時間が経ってしまい、半分を観た辺りで家族から「もう観終わったけど、まだ〜?」の連絡があり、その後2/3を観終わった辺りでさらに「もうお茶も済ませたし帰りたいんだけど〜」の催促があり、残り1/3の常設展示作品は駈け足で鑑賞しました。(>_<)
佐藤忠良さん、絵やデッサンも(美術教育も)素晴らしい真の芸術家さんなのに、ご自分のことを職人だと表現されていました。
…V6?
と言えば…
佐藤忠良さんに剛くんをモデルに彫刻を創って貰いたかったです。想像するだけで、いや私の頭では全然想像出来ないけど、多分吸い込まれそうな、一生ずっーと眺めていられような作品になったでしょうね。
女流作家の澤地久枝さんが、佐藤忠良さんについて
「同時代を生き御縁のあった幸福を思う。」と、コメントされていました。
…剛くんやV6に対して思うことと同じだ。
NHK日曜美術館佐藤忠良展について曰く
「“ただ人がそこにいることの尊さ”を静かに語りかけてくる。」
…うん?剛くん?
“ただ剛くんがそこにいることの尊さ”?
とにかく、色々と思い、感ぜずには居られなかったということで。
全国巡回されないのが非常に惜しいですが、同展示会の予定は次の通りです。ご興味のある方は是非♪直でその素晴らしさを味わえますように♪
佐川美術館 4/14〜6/24
北海道立旭川美術館 7/4〜8/26
宮城県美術館 11/23〜2/24
その後2013年に札幌で回顧展があるらしいです。