ボストン美術館展

kanin2012-04-13

今日は会社が特別休業日なもので、東京で楽しく過ごさせていただきました。
朝にNHKスタジオパークに見学に行ったものの、今日は撮影がないようで、106スタジオはひっそり。今日半日スタパにいる予定だったのですが、予定が狂い時間が出来てしまったので、急遽、東京国立博物館平成館で開催されているボストン美術館展を観に行ってきました!!
平安の絵巻がいいよ♪と聞いていたので観に行ったのですが〜ホント素晴らしく良かったです〜。とても楽しかったです♪
まず、「吉備大臣入唐絵巻」が面白かったです〜。傑作だと思います。漫画みたいなんですよ〜。800年前の作品なのに描かれている人物がイキイキとしてるし、モダンなんですよね〜。楽しい描写もあって、(まるでサザエさんのよう)長い年代を経た趣深い国宝級の作品のはずなのに爆笑という〜。可愛いわ平安時代の日本人の感性(笑)
それから一番の目的だった「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」今、個人的に夢中な平清盛関連で見たかった作品です。こちらもイキイキとした描写でしたが、迫力があって緊張感あるキレイ系の時代絵巻でした。
しかし、絵巻は楽しいですね。リズムがあって。以前、宮崎駿さんが絵巻はアニメーションの原点と言われていましたが、まさしくその通りだと思いました。
それから伊藤若冲‘製’の「鸚鵡図」!こちらも平清盛関連でオウムが今ツボに入っているので、とても気に入りました。
若冲は少し前に大変なブームになっていましたが、私は観に行かなかったので、今日ほぼ初鑑賞だったのですが、とても魅力を感じました。多彩な才能がありそうで、一つの絵に色々な人格ならぬ絵格が入っていて、ところどころは江戸時代の絵というよりは未来的で宇宙を感じました。昔の人の作品に思えなーいです。
それから、本日一番ワクワク、ドキドキした作品は超有名な絵師、曽我蕭白による「虎渓三笑図屏風」で〜す!!
いや〜、この絵のポストカード5枚と栞も買っちゃいましたもん(嬉☆)
とにかくボストン美術館展お勧めです〜。鑑賞する際は音声ガイド(500円)を借りて鑑賞がいいですよ〜。