災難な話

enjiさんの「えんじにっき’」(id:enji105:20070418)を読ませていただいていたら災難に遭われた話が書かれていました。(人の足を思いっきり踏んでおいてこれっぽっちも謝ってくれないというのは酷いですね、ホント)それでお話読んでいてふと思い出したんですけど、私逆の立場で人に災難を与えてしまったことがありました。
昔のことですがその当時は大阪の会社まで京○電車の特急で通っていました。京○乗った人なら(准くんなら)わかってもらえると思うのですが京○電車はすごく揺れます。なのに…朝通勤で京○特急乗ってドア付近の2人がけの席に座って、そこには小さいテーブルがあるので缶コーヒーを少し飲んでテーブルに置いてたら電車が大揺れしてナント!その缶コーヒーが飛んで中身が隣の(妙齢の)女性のシャツブラウスの胸の辺りにドバーとこぼれたのです!!そのこぼれ方が尋常じゃなくって胸のシャツブラウス?一面がコーヒー色に染まって…。私は『もうどうしよう〜?どう謝れば〜』状態になってとにかく謝りに謝って「本当にすみません!!!どうしましましょう〜?」と言っていたのですが、その女性は「いいです。いいですよ」と言ってくださって。でも全然良くないのです!白っぽいブラウスにコーヒーがべちゃ〜なんですから。でも何度謝ってもその方「いいですよ」って。私「クリーニング代払わせてください!」と言ったのですが「いいです」って。そしてそうこうしているうちに京橋辺りかな?着いて、その女性コーヒーがたっぷりかかって汚れたお洋服のまま電車を降りていかれました。最後まで「いいですよ」と言われながら。あの外に出られないような恥ずかしくなったお洋服のまま…。あの方あのまま会社に出勤されたのかな?(その後いずこへ〜?その後本当に大丈夫だったのでしょうか?ホントごめんなさいでした)
しかし、なんであんなに優しく気にしない振りしてくださったのかな?世の中計り知れないほど“人のいい人”っていらっしゃいますね。私は迷惑をかけてしまって申し訳ないことをしてバチが当たりそうなのにその方にとても癒されました。