贅沢してきました〜

今日は久しぶりに会社帰りに映画観てきました。１９日行けなかったリベンジです。大好きな稲垣浩監督の１９５９年の作品「日本誕生」を観てきました。「不滅の時代劇傑作選５」の映画祭りで高槻松竹セントラルで上映されてました。始まる前「清水の次郎長」の浪曲がＢＧＭで流れてるし、私除くと観客７人平均年齢６０歳くらい（一人途中退場）でしたが、終わってから皆さんと語り合いたいと思いました。（一言も話ませんでしたが）映画は３時間の東宝製作１０００本の記念超大作。題材は「古事記」だそうで三船敏郎がヤマトタケルノミコト、原節子がアマテラスオオミカミ、その他鶴田浩二、田中絹代、司葉子、志村喬、宝田明、香川京子、乙羽信子、小林桂樹、加東大介、榎本健一、左卜全、上田吉二郎、朝汐太郎ｅｔｃと超豪華で、どこで現れるのか見るのが楽しみでした〜。でも時代が時代だからみんな肌も露わにボロ着て出て来るから笑いました〜。それから日本の神話を題材にしているので円谷英二が特技監督されててあの時代（１９５９年頃）のセットやプラモやネガを使った特撮がキュートで可愛かったです。この映画は大作で稲垣監督の得意とする時代劇で
も家族や子供を扱った作品でもなかったけど色んなところに稲垣監督らしさ（動物が可愛かったり、俳優さんが伸び伸びされてたり、人間味ある演出だったり）が出ていたし、監督が言いたいことも言えてたのではないかと思います。
稲垣監督の映画をどうしてこんなに好きなのかな？とても温かくって、優しくって、ロマンチックでキュートな作品が多いからかもしれません。
稲垣監督の映画のファーストシーンがどれも好きで今日観た作品は初めて観る作品だったのでワクワクしながら観たのですがやっぱり素敵でした。
「日本誕生」観れて良かった。映像は雨が降っていて途中土砂降りに近かったけど、大きなスクリーンで鑑賞できたことは私にとって大変価値あることで贅沢の極みでした〜。（生で剛くんを観るのと同じくらい！！）今超ハッピ〜な気分♪