「喰いタン」第8話(再見)

夜「喰いタン」第8話を観ました。この第8話は「喰いタン」の最高傑作かもしれません。初っ端猫のミユキちゃんが出て来て嬉し♪(^^)そしてあの密室劇。再度観ると東山さん、剛くん、市川さんの演技の素晴らしさがより堪能できて楽しいです。3人のやり取りがこんなにも面白かっただなんて!3人がそれぞれにそれぞれの演技をされてて本当に魅了されます。凄い!あの表情に、あの仕草、あの動きは〜素晴らしい!そして緊張感が高まったりすると緩んで、完璧な形になりそうになると落として。この緩さ、この密度、この軟らかさ、この戻しが「喰いタン」の持ち味なんですよね〜。演出お見事!
それにしても何度も同じところで笑ってしまう=高野さんが「私も悲しいです。…お腹がペコペコのまま死んでいくのは。」と言うところ。可哀相だけど切なくて悲しくて可笑しいの。(私は友達からも同じ映画を何度か一緒に観たりすると「また、同じところで笑ってる!」とよく言われます。私にとってのツボはいつもツボなのです。)
そしてやっぱり涼介くんが「京子ちゃん…好きだっ!」と言う場面も切なくて泣いてしまいます。最初観た時は剛くんの演技に夢中だったけど、この場面での市川さんの言いそうで言えない(言わない)この演技も絶賛に値してると思います。
コンテナの場面も良いです。話わかってるのに時限爆弾を涼介くんが持ってて狭いところに3人で居るからドキドキしてしまいます。
涼介くんが「あの、高野さん。オレ…疑ってごめんなさい。」と言うところは『あ〜(この究極に優しさが滲み出てるところが)紛れも無く剛くんだ〜。』と重ねて感動して観てしまいます。
いい尽くせ無いけど東山さんの飄々とした演技も最高です。(何度観ても可笑しい、楽しい、可愛い。)
そしてラスト!また泣いちゃいました(T_T)悲し過ぎる涼介くんの叫びと涙。その叫びと涙が私の涙を誘います。
第8話見終わって今更、第9話で高野さんがいなくなってから見つかるまでの間を描いてるのは面白味があるドラマだなぁと思いました。さすがそこが「喰いタン」!この間はドラマにあまりならないことありませんか?衝撃的、感動的な場面でドラマを終えず、おまけ的な高野さん亡き後(ホントは生きてるけど)の抜け殻のようなホームズエージェンシーの3人を描いてるのは相当面白いドラマの作りだなぁ〜と思いました。
また「喰いタン」ちょこちょこ観よう〜!DVDも出たら買おう〜!「喰いタン」最高〜☆!