「MILLION DOLLAR BABY」

今日は会社をさっさと終えて前から友達と約束していた映画「MILLION DOLLAR BABY」を高槻に昔からある映画館で観てきました。とってもいい映画でした。上質の米国を感じました。「エドワード・ホッパー」の空気を感じました。米国映画はあまり最近は好んで観ないし(好みは日本映画・香港映画・フランス映画なのです)、クリント・イーストウッドも好みじゃないし(「ダーティ・ハリー」は楽しんで観てたけど…)とあまり喜び勇んで観に行ったわけではなかったのですがとっても素敵な映画でした。淡々と映画が進む中に強烈な映像があったりするし、人の心を描いているし、いい映画だなぁ〜ってほんと思います。クリント・イーストウッドモーガン・フリーマンの関係もいいし、やり取りもしゃれてた。モーガン・フリーマンが最後の方でクリント・イーストウッドに「当然だ。」とかいうセリフがあるんだけどこの翻訳日本語になってすごいいいセリフになってるなぁ〜って思いました。主人公の女性ボクサー役のヒラリー・スワンクの作品を観たのはこれが初めてだったんだけどとってもいい役者さんだなぁ〜って思いました。ちょっと前歯が出っ張り気味のところがキュートだし、骨太な女優さんって感じがしました。また彼女の別の作品を観たいなぁ〜って思いました。この映画音楽もクリント・イーストウッドが作っているみたいです。それがまたこの映画にさりげなく添えられる音でとってもいいのです。クリント・イーストウッドチャップリン?(チャップリンも名作映画音楽「ライムライト」を作曲している)って思いました。クリント・イーストウッドって趣味が良い人なんですね。
ところで、高槻の映画館、お客は私達を入れて全員で5名でした。新しい映画館ばかり行かないでこういうコツコツ経営している映画館にも足を運んであげましょう〜。味わいあるしいい映画館だと思うんですけど〜。
今日はVの話題無しだ〜。おやすみなさい。